閉鎖的な世界に蔓延する壊れた臭いが
ゆっくりと人をも壊していくのか。
残酷に静かに進む時間、傷だらけになる心、
それでも動くことをやめない命
どれもが美しく感じて、不安に感じながらも
生きることをまた少し愛しく思えた2時間でした。

池田エライザ(モデル・女優)

これを今の10代20代のみんなが観たら何が起きるのか。
漫画でもテレビでも音楽でも、今はこういう表現は全く存在しないから。
YouTuberとかバズる動画、音楽とかとは全く違うものだから。
監督の壮絶な挑戦だと僕は思いました。
彼らが何を思ってどう価値観が変わるのか、知りたいと思いました。

柴田隆浩(忘れらんねえよ)

最後まで汚くて、
最後まで歪んでいて、
最後まで悲しかった。
でも、
汚さや歪みや悲しみが
心地悪いとは思えませんでした。
裸にならない人の前で
裸になろうとは思えないです。

My Hair is Bad 椎木知仁

映画『リバーズ・エッジ』、封じ込められた何かが解凍されるようだった。
時代とか個人の記憶とか二次元世界とかそういうものがすべて。
そして原作への敬意と共に映画でしか出来ないレイヤーが重ねられる。
twitterより

いとうせいこう(作家・クリエーター)

20年以上前の物語。
自分から遠く離れた世界だと思っていたこの映画には、
今の私が聴きたい言葉が沢山あった。
耳を澄ましているうち、その距離は、現実よりも近づいた気すらした。

朝井リョウ(小説家)

「魔法のトンネル」の先から「平坦な戦場」を思うような眼差しが、
この物語をやさしく導いている。
2018年だからこそ出来た映画化だと思う。

Base Ball Bear 小出祐介

二階堂ふみは岡崎京子の漫画に出てくる子みたいだと思っていたけど、
それ以上だった。
二階堂ふみはあの頃の岡崎京子に似ている気がする。

燃え殻

登場人物が高校生主体で自分と同世代っていうのもあって、
かなり近しい物を感じな2がら観られました。
90年代の思春期の1人1人が抱え込んでいるそれぞれの感情、
ドラッグ セックス 嫉妬 虐め 恋愛。
色んな要素が含まれてて、全てが悲しくて苦しくて。でも何故か興奮してて。
二階堂ふみさん演じるハルナがインタビューを受けているシーンから
始まるんですけど、返答、笑い、仕草とか息遣いまで本当にリアルで、
最初から終始ドキドキさせられました。
あと、観終わった後にリバーズ・エッジの文字を見るとゾッとしました
HARAJUKU KAWAii!! STYLEより

ゆうたろう

同じことを考えている人に出会えなかった学生時代。
それを救ってくれるカルチャーにも出会えなかった
私の青春コンプレックスが「リバーズ ・エッジ」の映画化により再び疼いた。
けれどこの物語は、そんな気持ちさえも無駄な希望を抱かせないことで
寧ろ私を安心させてくれるのだ。

MICO(SHE IS SUMMER)

二階堂ふみさんも、小沢健二さんも、そして行定勲監督も、かっこよすぎる。
こんなかっこいい行為が、ほかにあるのだろうか?
この世界で、映画をつくるということ。
誰かの魂に寄り添いたいと願う心が、オリジナルなんだ。

山戸結希(映画監督)

なぜ、20年以上も前に描かれた岡崎京子作品が私たちの心に響き続けるのか。
スクリーンに蘇った「リバーズ・エッジ」は時代や世代を超えて、
「限りない日常」を生き続けるため生存戦略であり、処方箋なのだ

中原一歩(ノンフィクション作家)

四半世紀も前から吹いてくる鉄まじりの風。
『リバーズ・エッジ』は時代の前衛だと思っていたけど、
むしろ遅効性の表現だったのか。
原作至上主義を丁寧に貫いた結果、
映画にしかできない生々しさと批評性が焼き付いた。
傑作。

森直人(映画評論家)

俳優たちの全身全霊を賭けた、
心の穴を埋めるように肉体を持て余す存在に魅せられ、
ぐらんぐらんと感情を揺さぶられた。

伊藤さとり(映画パーソナリティ)

はてしない悲しみも、絶望も、孤独も、残酷さも、十代の通過儀礼だ。
人を傷つけても、その過ちに気づくことでやり直しは効く……。
原作のメッセージが時を超え、最高の俳優たちで甦った奇跡。
その甘美な余韻に浸った。

斉藤博昭(映画ライター)

昭和から平成を描いた岡崎京子、平成30年間でキャリアを積み上げた行定監督、
そして平成生まれのキャスト。点と点が繋がった映画『リバーズ・エッジ』は、
平成という時代の終わりの今観るべき映画だと感じました。

大野静子(TSUTAYA TOKYO ROPPONGI BOOKスタッフ)

自分らしく生きるってなんて面倒なんだろう。
閉鎖的な世界でもがきながら生きる登場人物たちに
胸がヒリヒリと痛かった。
それでも青春は眩しい。哀しくても苦しくても眩しい。
岡崎京子先生が描いた世界がそのままスクリーンに投影されたようで
ただひたすらに美しかったです。」

沼澤さやか(ヴィレッジヴァンガード渋谷本店)

原作の刊行から四半世紀。
描かれた時代から時は経っても、
ハルナ達の感じていた「世界の生きづらさ」は
きっと、今を生きる若者達にも通ずるものがあるだろう。
少年少女たちの心の脆さが痛々しいほどに映し出される。
キレイごとは一切無い、だからこそリアル。
普遍的な原作の魅力がスクリーンによって、
より一層新たな輝きをもって甦ったように感じました。

中澤孝紀(ヴィレッジヴァンガード下北沢店)

生臭さや気持ち悪い部分は人間そのものであってただの日常、
昔も今も世の中にまともな人間なんて一人もいないから、
時代とか関係なく受け入れられる作品だと思いました。それはこの先も。
そして音楽は裏切らず気持ちいい存在だと再認識できました。

幡野裕子(タワーレコード 商品本部)

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